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超硬合金の研削加工を詳しくご紹介

2023/10/13 超硬合金の研削加工を詳しくご紹介

本記事では、超硬合金における研削加工を紹介しております。

超硬材料の研削加工でお困りの方や研削加工を当社にご依頼されたい方は、是非ご確認ください。

<目次>

1.研削加工とは

2.超硬合金における研削加工を紹介!

3.研削加工における当社の特徴

4.超硬合金における研削加工の当社事例をご紹介!

5.当社の研削加工設備のご紹介!

研削加工とは

研削加工とは、砥石を回転させながら被削材に当てて表面を削り取り、目的の形状へと仕上げる加工方法です。研削加工で使う砥石(ホイール)は、砥粒と呼ばれる硬い粒を固めたもので、砥粒の一粒ずつが刃物の役割を果たしています。
一粒の砥粒が削り取る量は小さいですが、砥石を高速回転させることにより材料を削り取っていきます。母材の大きさや加工内容などで、粒度の違うホイールを目的にあって選定することにより、様々な加工に対応可能です。

研削加工は寸法精度が高く、なめらかな表面仕上げを行えるという特徴を持っています。焼入れされた素材や超硬合金など、切削加工では困難な高硬度素材の加工も可能です。
ただし一度に削り取る量は小さいため、加工時間は切削加工より長くなります。効率良く加工を行うためには、研削加工以外にも複数の加工方法を組み合わせる必要があります。

超硬合金における研削加工を紹介!

研削加工では、従来の放電加工よりも短時間で面相度の高い加工が可能です。

当社の研削は数多くのダイヤモンド粒子を散りばめたホイールを使用して加工を行います。                                     プロファイル研削は80%以上が手加工なので、加工範囲や加工深さを厳密に制御することが難しいですが、当社の熟練の技術を駆使して高い寸法精度を維持しています。

<プロファイル研削機の加工動画>

<平面研削機の作業動画>

研削加工における当社の特徴

当社は、円筒研削盤、平面研削機、プロファイル研削機の3種類を保持しており、加工内容や目的に応じて加工機を使用しております。

ホイールもダイヤ粒子の細かい多数、白砥石など多数所持しており、使い分けすることによりコストパフォーマンスとクオリティの高い製品を提供させていただきます。

超硬合金における研削加工の当社事例をご紹介!

当社の研削加工事例についてご紹介いたします!

段付きピン 外径φ5.0 先端部φ0.20 有効2.0

当社における超硬段付きピンの最小径になります。
L/D10となっております。
また、当社独自のプロファイル加工技術使用し、先端部φ0.20・有効2.0が加工可能となります。

>>詳しくはこちら

段付きピン 外径φ3.0 先端部φ0.30-φ0.7 有効2.0

2段の段付きピンになります。
先端部を補強する形で、2段目の段がついています。

他サイズの段付きピンをお探しの方は、下記事例もご確認ください。

>>詳細はこちら

段付きピン 外径φ3.0 先端部φ0.30 有効3.0

当社の極小段つピンの中でも、有効の長さにこだわった製品になります。
補強部が無く非常に折れやすいため、加工難易度が高い製品になりました。
また、L/D10となります。

>>詳しくはこちら

当社の研削加工設備のご紹介!

汎用円筒研削盤

メーカー: MARUI
台数 :2

汎用平面研削盤(GS-BMHL-i)

メーカー :黒田精工
台数: 1

プロファイル研削機

メーカー :和井田
台数 :1



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