極小・高精度・難形状の金型を高品質にする技術やノウハウおよび基礎知識をご紹介!
超硬合金とは、硬質の金属炭化物と鉄系金属で構成される合金のことを指します。
超硬合金の最も代表的な組成は、WC-Co合金になります。超硬合金は、レアメタルと呼ばれるWCとCoの粉末を混ぜ合わせ約1400℃の高温で焼結することにより、ダイヤモンドに次ぐ硬さと高い弾性率を発揮します。
超硬加工や超硬加工については下記記事にて詳しくご紹介しておりますので、是非ご確認ください。
>>超硬加工とは?
>>超硬金型とは?
超硬合金には様々な種類があります。そこで、今回は超硬合金における材質選定のポイントについてご紹介します。
超硬合金の種類...超硬合金とは、硬質の金属炭化物と鉄系金属で構成される合金のことを指します。
超硬合金の最も代表的な組成は、WC-Co合金になります。超硬合金は、レアメタルと呼ばれるWCとCoの粉末を混ぜ合わせ約1400℃の高温で焼結することにより、ダイヤモンドに次ぐ硬さと高い弾性率を発揮します。
また、超硬合金の硬度はHRA81~95になります。
>>超硬合金とは?超硬合金の材質選定のポイントをご紹介!
>>超硬部品/超硬金型の超硬加工を 成功させるポイントを紹介
>>超硬合金の加工方法について紹介いたします!
非磁性超硬合金とは...超硬(超硬合金)とは、粉末を用いて加圧成型で1300°~1500°の高温で焼結した合金金属のことです。超硬パンチとは、この超硬合金を使用した粉末成形等で用いられる金型用のパンチのことを指します。下記にて詳しくご説明しますが、超硬パンチは、主に耐摩耗性等が求められる場合に使用される非常に硬度が高く、熱に強いパンチとなります。
>>超硬部品の製作なら、桂精密にお任せください!
>>超硬とは/超硬金型とは?詳しくご紹介いたします!
>>超硬部品/超硬金型の超硬加工を 成功させるポイントを紹介
超硬パンチの使用用途超硬パンチは、金型...
粉末成形金型とはその名の通り、粉と粉(セラミック:アルミナorフェライト+バインダー)をくっつけて成形を行う金型のことです。
粉末成形とは粉末冶金とも呼ばれ、セラミックスや金属の粉末を金型に入れて圧縮して固め、
更に高温で焼き固めることで高硬度高精度の部品をつくる技術のことです。
粉末成形は大まかに分けると、以下の工程によって構成されています。
1.原料となる粉末の混合
2.粉末を金型に入れて圧縮し成形
3.成型品を焼き固める
粉末成形金型はこのうちの2.粉末(材料)を金型に入れて圧縮し成形に使用されます。
この金型成形...
細穴加工とは小径の穴を開ける加工になります。一般に細穴加工と言っても、どこからどこまでを細穴加工と言うかについては様々で、BTA加工やガンドリル加工でも細穴加工と言われる方もおられます。
これらの加工能力は穴径が最小でもφ0.5クラスになってきますので、コンデンサーやインダクター、電子部品用の製品などの微細領域での加工はなかなか難しいです。
さて、それでは微細領域における細穴加工、ここでは上のBTA・ガンドリル加工と分けるために「微細穴加工」としてご紹介いたします。
<微細穴加工とその加工方法>微細穴加工ではBTA・ガンドリル加工機ではなく、よ...
放電加工技術とは水や油などの液体の中で、電極と工作物の金属の間に電気によるアーク放電を引き起こし、数千度にもなる熱で金属を溶かして加工する方法です。この溶けた部分が液体により急激に冷却され工作物から剥離します。この放電から剥離までの一連の流れを連続して行うことで工作物を加工します。
この放電加工の最も特徴的なポイントは、極めて硬度の高い金属でも微細な加工ができる点です。
通常の加工、例えば切削加工で超硬のような硬い金属を削ろうとすると、工具への負担が非常に高くなってしまいますが、放電加工は加工物と接触しない非接触加工のため、そうした工具への負担がなく、超硬加工に適した加...
プロファイル加工とは倣い加工とも呼ばれるテーパ、溝幅、溝深さ、凸R、凹Rの加工などをおこなう研削加工になります。
プロファイル加工機には測定用の投影機が設けられており、ここから完成図が工作物に投影され、この影に沿って作業者が位置合わせを行いながら加工を行います。
スクリーンは倍率を設定することができ、例えば当社が保有するPGX-3000で言えば、
倍率20倍と50倍で研削箇所を見ることができ、複雑形状や曲線のような通常の加工であれば難しいような加工でも超高精度に行うことができます。
真円度・円筒度・同軸度・直角度・平面度・平行度等の幾何公差を高精度に仕上げることが...
微細加工というものの定義はまちまちです。
微細領域の加工を指しますが、どの程度のピッチや穴径、溝や凸凹からが微細な領域なのかは企業によって違います。
当社では主に電子部品や半導体向けのセラミック成形・抜き金型、SKD・WC高精度部品の設計製作を行っております。
加工範囲はSK材Φ200~0.30・WC材Φ100~0.30、加工精度は±0.0025であり、当社で行っている加工は微細加工と言えると思います。
当社は油加工液の細線ワイヤー・形彫り放電加工機を所有し、超精密な加工が可能です。
超硬金型・部品設計製作を運営する桂精密では、超硬金型・部品の製作はもちろん、金型を用いた高精度粉末成形品の製作まで承ります。
電子・自動車・医療・住設部品などの高精度セラミック部品金型(超硬金型)の設計製作、超硬部品加工に長年携わってきた実績からお客様の部品設計段階からサポート、ご提案させて頂きます。
「高精度・微細加工を要する金型」「既存金型の改造・メンテナンス」「製品設計・金型設計のアドバイス」等、お気軽にご相談ください。
またセラミック成形品の製作まで一貫して承ることも可能ですので、製品生産のご相談もお気軽にお寄せください。
このような課題...試作金型を多数個取りにすることによって、金型のコストダウンが可能となります。
単純に1ショット、取り数を1個から30個そして100個とすることができれば、生産性は大幅に向上します。
従って金型改善、生産コストの低減、生産性向上を検討する際は、多数個取りは検討すべき重要なアプローチの一つです。
超硬金型・超硬部品 設計製作センターを運営する桂精密は超多数個取り金型において、
数多く提案してきた実績があります。
プレス機に合わせ、最適な取り数の金型を提案することで、理想の多数個取り金型が実現します。
金型材料は高価な材料が多く、どの...