放電加工は、導電性のあるワークであれば基本的に加工が可能ですが、超硬合金を加工する際にはコバルトやニッケルの流出による加工面の腐食に注意する必要があります。
超硬合金は、タングステンなどの硬質金属炭化物と、コバルトやニッケルなどの鉄系金属で構成されています。コバルトやニッケルは水に優先的に溶け出す性質があり、溶け出すと強度低下や鏡面加工時にクレーター状の表面になってしまいます。
ワークを0.6から0.35まで削り出します。
施す加工が細ければ細いほど、またワークが長ければ長いほど加工は難しくなります。
また、プロファイル加工機では円筒加工に加えてテーパー加工やR加工も行えます。