超硬一体加工により金型を分割する必要がなく、垂直精度が高いことが特徴です。

また、クランプのスペースが最小限になるため多数個取りに展開可能です。

さらに超硬であることからパンチに剛性が出るため潰れにくいという側面もあります。

通常のワイヤー加工ではコーナーRが出てしまうことはさけられませんが、構造を工夫することによってコーナーRを0にすることが可能です。

これにより、後処理でのRが最小限となります。

その他の特徴としては超硬厚みも伸ばすことができます。

金型は割型になります。

ODMによる完成品の 設計・製作も承っております。

部品成型に最適な金型の設計で培ってきたノウハウにより、完成品についてもCADでの設計から製作まで行うことができます。

環境にやさしいセラミックでの加工が可能で、過去にもODMによる商品提案をいたしております。

お客様のご要望をヒアリングし、最適な部品をご提供いたします。

極小ピンは破損しやすいため、段付き構造にして破損しにくいように剛性を上げることが可能です。

多数個取りにも対応可能です。

0.5以下の極小ピンも破損を防ぐことができ、ピンのライフサイクルがおよそ1.5倍になることで、総合的に見るとコストダウンになります。

薄肉のパンチは破損しやすいため、テーパー状にすることで剛性を上げています。

これにより0.15～0.30位の薄肉でもパンチの破損を防ぐことができます。

破損を防ぐことでおおよそ1.5倍ライフサイクルを伸ばすことが可能で、コストダウンになります。

0.3×0.2の世界最小クラスの超微細金型です。

このサイズになりますと、ワイヤーを通す穴を空けられないほど加工自体が難しくなります。

眼鏡や時計のようなウェアラブル製品部品において使用され、割型にすることで加工が可能になっております。

通常は20個取りまでが主流 ですが、100個取りのような世界最多クラスの超多数個取りの金型も製作可能です。

このような超多数個取りの金型になると、ピッチの累積を解消することが難しくなりますが、当社ではクリアランス5ミクロン以内を実現しております。

合わせ精度が高くセットがスムーズでトラブルが少ないことが特徴で、ショット数を伸ばすことが可能です。

SKDの場合はHRC60レベル、超硬の場合はHRA93レベルの高硬度材の直彫りが可能です。

これにより電極が不要になりますのでリードタイムが短くなり、短納期でのご提供が可能となります。

そのほか、面粗度が放電加工より優れていることも特徴です。

当社では長年の経験をもった社員による、五感を駆使した高精度設備の運用により±0.0025mmの超精密金型の設計・製作をご提供させていただいておりますが、この超精密を実現する技術は金型だけにとどまりません。

部品加工においても超精密金型と同等水準の高精度でのご提供が可能となっております。

金型のみならず、部品加工においても高精度加工でお悩みであれば、是非一度当社にお問い合わせください。